それは女だった・・・20050121

私が最初に担当した分析器はオリンパス5000だった。生化学分析器の話である。しかし、5000はいい加減御老体だったのです。程なく後家さんがやってまいりました。

当時の最新型。日立7350。通称:ナミコでございます。何故か職場の生化学分析器は女と決まっておりました。ナミコは最新型だけあって素晴らしい娘でした。セルは使い捨てのプラスチックになりましたし。(オリンパスは石英セルな ので洗って使いました。)ところで私は同性と異性ではまだ同性に好かれる方が得意だったのでございますが、何故かナミコは私が触る日はご機嫌がナナメの日 が多かったです。その内ナミコと折り合いが悪かった所為でしょうが、私のパートナーはナノヒコさんに変えられてしまいました。ナノヒコさんはシングル・マルチ方式の生化学分析器でなんといっても男の子です。どうやらナノヒコさんと私は相性が良かったらしく、私は退職する日まで、ナノヒコさんと運命を共にする事になったのでした。

ええ、決して。ナミコ担当の課長よりナノヒコ担当の先輩と仲が良かった所為ではありませんよ?ちなみにナミコと離れて暮らすようになってから、私の残業時間は増えましたがストレスは減りました。同じ部屋の向かい側でもこちら側と向こう側では空気が違うとか皆に言われていたのは内緒なのです。

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